何かが終わりそうで終わらないときに

何かが終わりそうなのに、
実際には終わらない。

前に進んでいる感覚もなくて、
かといって、はっきり止まっているとも言えない。

一生懸命生きているはずなのに、
同じ場所でもがいているような気がする。

そんな停滞を感じることはありませんか?

starandtree

大きな問題があるわけではない。
それでも、「このままではないはずだ」という感覚だけが、
静かに続いている。

ちゃんとがんばっている。
ちゃんと考えている。

それなのに、闇が深くて、先が見えない。
進もうとすると引き戻され、それでいて
諦めようとしても、完全には手放せない。

この状態は、魂の成長よりもっと根本的な基盤が入れ替わる覚醒のサインかもしれません。

占星術では、こうした変容は冥王星の領域として捉えます。

冥王星はすぐに答えを与える天体ではありません。
急いで出口を用意しないのです。

内側から変わっているのに、外側にしがみつこうとしている、そんな感覚かもしれません。

そして、「もう機能していないもの」を
何度も、何度も突きつけてきます。

  • 関係性
  • 役割
  • 価値観
  • 自分を守るために身につけてきた癖

それらが本当に必要かどうかを、
静かに問い正してくるでしょう。

今年は、冥王星が他の主要な天体と何度も強く関わる年です。

考え方、選択、人との距離感、
そして「これからどう生きるか」という問いに向き合うことになりやすいです。

そして今、冥王星は水瓶座にあります。

水瓶座は、
「自分はどこに属しているのか」
「どんなつながりを選ぶのか」
「誰の価値観を生きているのか」
を問い直すサインです。

水瓶座の冥王星は、
無理に誰かに合わせ続ける生き方や、
すでに役目を終えた関係性を、
この先も続けることを許しません。

だから、
終わりそうで終わらない状態が続くとき、
それは人生が止まっているのではなく、

これ以上、
同じ場所には戻れなくなっている
というサインといえるでしょう。

冥王星のプロセスは、ゆっくりです。
でも、後戻りはさせません。

今感じている停滞は、
失敗でも、遅れでもない。

ただ、
もう以前と同じやり方では
立っていられなくなった、
それだけのことかもしれません。

だからこの時期は、
何かを急いで決めなくてもいい。
前向きな答えを出そうとしなくてもいい。

まずは、
自分の足で地面に立っている、
その感覚を取り戻すこと。

お風呂に入る。
ご飯を食べる。
今日を、ちゃんと終わらせる。

それ以上の意味づけは、
今は必要ないのかもしれません。

 

-コラム, 編集日記
-